環境に配慮の町づくり宣言 知名町

知名小学校区を皮切りに始まった知名町の住民説明会=23日、同町の瀬利覚コミュニティーセンター

知名小学校区を皮切りに始まった知名町の住民説明会=23日、同町の瀬利覚コミュニティーセンター

  【沖永良部総局】「子や孫に誇れるまちづくり住民説明会」と題した知名町の町政報告会が23日、瀬利覚コミュニティーセンターを皮切りに始まった。今井力夫町長が子育て支援施策や計画予定の役場新庁舎建設など町の各種施策を説明。また「二酸化炭素を極力出さない低炭素社会を目指し、環境に配慮した町づくりの取り組みを進めていく」などと宣言した。

 

 今井町長は「将来も子や孫に誇れる町を残していくため」などと低炭素化の取り組みの重要性を強調。その上で①SDGs(持続可能な開発目標)の概念に沿った地域社会づくりに向けた、東北大学との連携協定②新庁舎のエアコンに地下水を活用するための調査③フローラルホテルの残り湯の熱を再エネ化する設備導入に向けた調査④可燃ごみの減量化・資源化の研究―など実施・検討中の町の取り組みを紹介した。

 

 2021年12月の完成を目指す新庁舎については、「次世代に大きな負担を残さない」との視点を踏まえ、事業費は「外構工事なども含め12億円」と説明。一方、庁舎建設事業などに伴い、20年度以降の数年間は財政状況が特に厳しくなるとの見通しも示し、町財政に対する理解も呼び掛けた。

 

 同日は住民約70人が参加。▽重度障がい者など役場に用があっても行くのが困難な人への職員による家庭訪問▽野球場の建設▽新庁舎に金融機関などの出先機関を置くスペースの確保▽閉所した旧知名保育所の有効活用―など、さまざまな意見や要望があった。

 

 同説明会は町民参加の町づくりの一環として昨年度から始まり、今年で2回目。校区ごとにあり、24日は正名生活館でも開かれた。今後は▽28日に余多コミュニティーセンター▽29日に田皆コミュニティーセンター▽30日に新城生活館―で、いずれも午後7時半から開催予定。