生活困窮者の入居支援へ 徳之島と鹿児島の2法人

協定式に臨んだ(右から)吉留理事長、久木元会長、芝田理事長=13日、鹿児島市

協定式に臨んだ(右から)吉留理事長、久木元会長、芝田理事長=13日、鹿児島市

 徳之島町の社会福祉法人南恵会(吉留康洋理事長)と、鹿児島市のNPO法人やどかりサポート鹿児島(芝田淳理事長)は13日、「地域ふくし連帯保証に関する協定」を締結した。連帯保証人の確保が難しい高齢者や障がい者など生活困窮者の支援が目的。徳之島3町で福祉事業所を展開する南恵会が支援者や相談者の役割を果たし、やどかりサポート鹿児島が保証人となって住宅への入居を後押しする。

 

 やどかりサポート鹿児島は2007年に設立され、生活困窮者の入居支援を展開してきた。これまでに県内の官民組織と同様の協定を締結し。奄美関係では昨年10月に瀬戸内町と同町社会福祉協議会を交え三者協定を結んだ。南恵会との協定締結は5例目。

 

 鹿児島市の県社会福祉センターで13日に締結式があり、吉留理事長と芝田理事長が県社会福祉法人経営者協議会の久木元司会長の立ち会いを受けて協定書を交わした。

 

 芝田理事長によると、やどかりサポート鹿児島に寄せられる支援相談件数は年間約200件。昨年はこのうち、50件程度の入居に結び付いたという。

 

 南恵会の吉留理事長は「徳之島でも年間5~6件、相談がある。保証人不要の物件探しなどで支援しているが、物件数は少なく困難な状況」と現状を話した上で、入居の促進につながる協定締結の効果に期待した。