町にエタノール300本寄贈 知名町の原田酒造

今井町長(左)に自社製の高濃度エタノールを手渡す重信代表(右)=28日、知名町役場

今井町長(左)に自社製の高濃度エタノールを手渡す重信代表(右)=28日、知名町役場

 知名町の原田酒造(重信洋平代表取締役)は28日、新型コロナウイルスの感染予防に役立ててほしいと、自社製の消毒用高濃度エタノール製品300本を同町へ寄贈した。町側は、空港や港での水際対策に活用するほか、和泊、与論の両町や、町内の医療機関、介護施設、小中学校などへ配布する予定。

 

 製品は同社の奄美黒糖焼酎を再蒸留したアルコール度数76度の「OKINOERABU SPIRITS76」(内容量720ミリリットル)。手荒れにも配慮し、保湿効果のあるグリセリンを配合した。

 

 重信代表(43)は「新型コロナウイルス対策に尽力する医療関係者や、感染拡大防止に励む町民に感謝と敬意を込めて製造した」と話した。

 

 製品を受け取った今井力夫町長は「酒造メーカーだからこそできる社会貢献に感謝する」と述べた。

 

 全国的な需要の高まりを受け、国税庁は5月から「飲用不可」と表示した消毒用高濃度エタノール製品に限り、酒造メーカーに酒税を課さない特例を設けている。