畑かん推進へ意見交換 沖永良部島

調整池の水質改善などについて話し合った沖永良部島畑かんマイスター意見交換会=27日、知名町

調整池の水質改善などについて話し合った沖永良部島畑かんマイスター意見交換会=27日、知名町

 沖永良部島畑かんマイスター意見交換会(沖永良部島畑地かんがい営農推進協議会主催)が27日、知名町商工会館であった。和泊、知名両町の生産者や行政職員など農業関係者約30人が参加。、生産者から調整池の水質改善を求める声も上がった。

 

 畑かんの営農推進の課題や将来像を関係機関で共有し、受益地の生産向上などにつなげようと毎年開催している。畑かんマイスターは、畑かん営農を先駆的に実践している農業者など8人に委嘱している。

 

 和泊町国頭のマイスターが意見交換で、下水処理水も貯水している汐海調整池(国頭)の水質改善を求め、沖永良部土地改良区の担当者は「下水処理水も安全が確認された水と認識している」と説明した。

 

 同調整池を利用する生産者の散水器具などのフィルターが詰まるトラブルなどが発生している現状を訴え、2021年度に完成を目指す国営地下ダムの水を調整池に貯水できるよう要望したのに対し、土地改良区側は「関係機関と協議して検討する」と回答した。

 

 このほか、管内かんがい設備の水を利用している生産者が30~40%と低迷している現状を確認し、水利用料金の徴収状況やスプリンクラーの性能向上などについても意見交換した。