癒やしの島で染織体験 加計呂麻で「丸の内朝大学」

佐田さん(中央)の指導の下、イトバショウの繊維取りを体験する受講生ら=24日、瀬戸内町俵

佐田さん(中央)の指導の下、イトバショウの繊維取りを体験する受講生ら=24日、瀬戸内町俵

 社会人を対象とした丸の内朝大学の「奄美をつむぐ手仕事クラス」第6回講座が24日、瀬戸内町加計呂麻島俵のかけろま手しごと工房(休校中の俵小学校)であった。受講生20人が来島し、地元の植物を使った染織などを体験。奄美の文化や自然の魅力を味わった。

 

 丸の内朝大学は東京都千代田区の大丸有(大手町・丸の内・有楽町)地区で出勤前の時間に講座を開いている。奄美をつむぐ手仕事クラスは一般社団法人奄美群島観光物産協会が主催。最終回となる今回は初めて現地でのフィールドワークを行った。

 

 この日は同工房を主宰する染織家佐田亜矢さんを講師に、ハンカチをゲットウ染めした後、イトバショウの繊維を取って糸にし、その糸で小物作りを楽しんだ。同町の竹細工職人永田明正さんによる竹籠作りの実演もあった。

 

 受講生で奄美初来島の山村真結子さん(24)=東京都=は「島や手仕事に興味があって受講した。自然がいっぱいで癒やされる。またプライベートで来たい」と笑顔。朝大学のフィールドワークや友人との旅行で奄美群島への訪問7回目の杉本伊知郎さん(48)=埼玉県=は「島の人とつながればもう1回行こうという気持ちになる。東京のストレスをここでリセットし、また帰って頑張りたい」と話した。