白昼に不発弾が爆発か 喜界町

爆風で壊れた倉庫と土砂が吹き飛ばされ穴が開いた現場=18日午後2時15分ごろ、喜界町湾

爆風で壊れた倉庫と土砂が吹き飛ばされ穴が開いた現場=18日午後2時15分ごろ、喜界町湾

 喜界町で18日、太平洋戦争時の不発弾のものとみられる爆発が発生し、同町湾の厚生三さん(67)所有の倉庫1棟が半壊する被害が出た。県警や自衛隊などが19日以降、不発弾以外の爆発物の可能性も含めて原因を調査する方針。爆発現場の隣にある妻の実家でテレビを見ていたという厚さんは「ドン、ドンと大きな音がして地震かと思った。何よりけががなくて良かった」と話した。

 

 町総務課消防・防災係によると、爆発は同日午後2時10分ごろに発生。爆風で倉庫が壊れたほか、倉庫の隣の土地に深さ2~3㍍、直径4㍍ほどの穴が開いた。

 

 爆発現場から100㍍ほどしか離れていない町総合グラウンドではこの日、小学生の陸上記録会が行われていた。子どもの応援で会場にいた野間靖子さん(34)は「音がした方向を見たら土煙が上がっていた。子どもたちも動揺していた」。現場近くで作業をしていた男性(54)は「2回音がした後に風圧を感じた。一瞬何が起きたか分からなかった」などといずれも驚いた様子で話した。

 

 町総務課消防・防災係によると、同町では今年に入って4月と6月に自衛隊が不発弾を処理。11月にも同町湾で見つかった不発弾の処理を計画しているが、把握していない不発弾が突然爆発したのは初めてという。