知名町産業創出の拠点施設完成

観光振興や新たな産業創出を目的に、知名町屋者に整備された産業クラスタ―創出拠点施設=31日、同町

観光振興や新たな産業創出を目的に、知名町屋者に整備された産業クラスタ―創出拠点施設=31日、同町

 知名町が同町屋者に整備していた「産業クラスタ―創出拠点施設」がこのほど完成し、内覧会が31日行われた。観光案内や物産販売、コミュニティーカフェ、シェアオフィスなどさまざまな機能を兼ね備え、沖永良部島の観光振興や新たな産業創出の拠点としての役割が期待される。今月からおきのえらぶ島観光協会(前登志朗会長)が施設の指定管理を担う。

 

 2017年3月末で閉所した旧下平川保育所を改修し整備した。国の地方創生拠点整備交付金(事業費の2分の1)を活用し、総事業費は約6500万円。

 

 観光協会事務所に加え、①観光のワンストップ窓口や物産品販売など行う観光案内所②地域住民や観光客らが交流できるコミュニティーカフェとコワーキングスペース③新規事業者に貸し出すシェアオフィス④セミナーや講演、通信制の星槎(せいさ)大学サテライトカレッジの授業など多目的に使える会議室―がある。

 

 建物はコンクリート造り平屋。外観は白、内装は茶系を基調とした色合いで落ち着いた雰囲気の空間。ウェブカメラやモニターが備えられ、ICTを活用して島の魅力を島外に発信する場としての役割も担う。

 

 同町企画振興課の渡辺貴之係長は「駐車場やトイレ、見晴らしのいい屋外スペースもある。さまざまなイベントなども企画して観光客のみならず、多くの島民が気軽に集い、その中で新たな交流やアイデアが生まれる場にしたい」と話した。

 

 観光協会は3日に、現在の和泊町玉城から同施設へ事務所を移転。5月11日に施設のオープニングセレモニーを行う。シェアオフィス貸し出しなどに関する問い合わせは電話0997(84)3540おきのえらぶ島観光協会。