知名町4HCが子ども食堂にバレイショ提供

知名町4HCがバレイショ提供190423沖 知名町農業青年クラブ(4HC)は、外観が悪いなどの理由で従来は畑で廃棄されていた規格外品のバレイショを、今年から鹿児島市にある子ども食堂に無償で提供する活動を始めた。農家の許可を得て4HCメンバーが畑に放置された規格外品のバレイショを運び出し、本土までの輸送は趣旨に賛同した㈲新納運送店(知名町)が、無償で請け負っている。

 

 子ども食堂は団体や個人が、地域の子どもに無料や低額で食事を提供する取り組み。主に貧困家庭の支援と、ひとり親や共働き家庭で、一人で食事することが多い子どもの居場所づくりなどを目的に、全国各地で行われている。

 

 同クラブはインターネットで鹿児島市内にある子ども食堂を調べてバレイショの提供を申し入れ、反応が良かった1件に対して2月以降、3回計約800㌔を届けた。

 

 送り先からは、バレイショが具材となったカレーなどをおいしそうに食べる子どもたちの写真が送られてきたという。

 

 同クラブの福井源規部長(24)は「捨てていたバレイショに、こんな活用の仕方もあると島の農家に示せただけでも意味があると思う。(子どもたちの写真を見て)やってよかったと思った」と笑顔で話した。

 

 企画の発案者で同クラブ副部長の武元竹夫さん(37)は「見た目が悪かったり、小玉だったりして、そのまま畑で廃棄されるバレイショがとても多く、もったいないと思ったのがきっかけ。皮を厚めにむいて食べれば味はそう変わらないので、何かに役立てたいと思った。これをきっかけに、今後は少額でも換金できる仕組みを模索し、地元農家にも喜んでもらえる取り組みにしていけたら」と語った。