秋の褒章に奄美から2氏受章

 政府は2019年秋の褒章受章者を2日付で発表した。受章者は全国で754人(うち女性147人)と25団体。うち鹿児島県内は14人だった。内訳は農業や商業、工業などその道一筋に励んだ人をたたえる黄綬褒章が6人、公共の利益に貢献、尽力した人に贈られる藍綬褒章が8人。奄美群島からは新島八千代氏(75)=龍郷町浦=と橋口ミドリ氏(77)=奄美市名瀬=が藍綬褒章を受章する。発令は3日。

 

褒章 新島八千代191028西谷「更生した姿に喜び」新島八千代氏(75)、藍綬褒章(更生保護功績)

 「保護司冥利(みょうり)に尽きる。27年間、更生保護対象者の心のよりどころとして、慈愛と奉仕の精神をもって地域で見守りを続けてきた。自分の関わった対象者が更生し、頑張っている姿を見聞きすることが何よりの喜び」

 奄美市笠利町喜瀬出身。龍郷町で小学校教諭を務め、結婚に伴い退職。同町の推薦を受け、夫が定年を迎えた1992年から保護司として活動。少年から高齢者まで10人以上の更生保護に貢献。龍郷町浦。

 

 

褒章(橋口ミドリ氏)藍緩社会福祉191029榊原「見守り相手から元気をもらった」橋口ミドリ氏(77)、藍緩褒章(社会福祉功績)

 「一人一人に丁寧に向き合うことを心掛けてきた。子どもの声に元気をもらい、お年寄りには逆にこちらの体調を気に掛けていただくことも。みんな家族のようにかわいい。引退しても命の続く限り見守り続けたい」

 1988年から民生委員児童委員として地域福祉の向上に尽力。担当地区ではボランティア団体「港町ネットワーク」を設立するなど精力的に活動した。奄美市社会福祉協議会の評議員を20年務める。瀬戸内古仁屋出身。