科学の楽しさ伝える 奄美図書館で実験教室

空気砲作りに取り組む児童ら=24日、奄美市名瀬

空気砲作りに取り組む児童ら=24日、奄美市名瀬

 小児病棟遊びのボランティア・アニマシオントイ(渡辺美佐子代表=宇検村出身)の科学実験教室と講演会が23、24の両日、奄美市名瀬であった。県立奄美図書館での科学実験教室には約80人が参加。児童らは初めて目にする実験やもの作り体験に目を輝かせ、実験が成功するたびに驚きの声を上げた。

 

 教室はキリン福祉財団の支援事業の一環。科学に興味を持ってもらおうと、全国で巡回開催。奄美大島では初開催となった。講師は東大サイエンスコミュニケーションサークルCAST(山本亮代表)のメンバー4人が務めた。

 

 実験テーマは「空気で遊ぼう」。穴の開いたコップに風船を取り付けて空気砲を制作。風船を引っ張ることで空気の〝弾〟を発射し、並べたコップを一気に倒した。児童らは講師の指導を受けながら、一生懸命に取り組んでいた。

 

 教室に参加した朝日小5年の柿木瑞貴君(11)は「空気砲や大気圧を利用した実験が楽しかった」と満足していた。

 

 渡辺代表は23日、県立大島病院で看護師らを前に講演。全国の小児病棟で遊びを通したボランティア活動を行っている同団体の活動に触れながら、「病気の子どもを持つ家族を支える必要がある。海外では募金活動が盛ん。日本にも寄付文化を育てることが必要」と呼び掛けた。

ボランティア活動の内容を紹介した渡辺代表=23日、奄美市名瀬

ボランティア活動の内容を紹介した渡辺代表=23日、奄美市名瀬