秘密基地プロジェクト始動 徳之島、親子で屋外遊び体験

岳に巻き付けたパン生地を焼き上げる子どもたち=29日、徳之島町手々

岳に巻き付けたパン生地を焼き上げる子どもたち=29日、徳之島町手々

 年齢に関係なく本気で取り組む遊び場づくりをテーマにした「徳之島秘密基地PROJECT」が29日、徳之島町手々で始動した。島内から親子20人が参加。太陽光や雨をさえぎる拠点を自作して、屋外で遊ぶ楽しさを体験した。

 

 同プロジェクトは「徳之島遊学PROJECT」(川口明代表)が主催。徳之島は公園が少なく、ハブが生息するため外で自由に遊べる場所が限られていることから、安全に遊べるスペースの確保や異年齢の子どもの交流などを目的に、12月まで全4回の活動を企画した。

 

 開催場所は川口代表(42)が在住する手々の私有地。初回は拠点作りがテーマで、参加者はソテツや竹、段ボールなど身近な材料を使って数人が入れる居場所を作った。竹の先に巻き付けたパン生地をたき火で焼き上げ、アウトドアでの食事も楽しんだ。

 

 母親と参加した母間小2年の迫田吉平君(7)は「のこぎりなどの道具を使って、拠点を作るのが楽しかった。自分で焼いたパンもおいしかった。残る3回も参加するので楽しみ」と話した。

 

 川口代表は「子どもに交じり、大人も真剣になって楽しんでいて良かった。気軽に遊べる秘密基地のような場所が島内各地にできるよう、この取り組みを継続したい」と述べた。