笠利中に文部科学大臣表彰

文部科学大臣表彰を受けた作品を製作する笠利中の生徒

文部科学大臣表彰を受けた作品を製作する笠利中の生徒

 科学技術分野の2018年度文部科学大臣表彰の各賞が10日に発表され、奄美市笠利町の笠利中学校(崎山至校長、生徒35人)が創意工夫育成功労学校賞に決まった。表彰式は17日、東京都千代田区の文部科学省講堂である。

 

 同賞は児童生徒の創意工夫の育成に顕著な成果を上げた小、中学校を対象とし、本年度は各都道府県の推薦校などから23校が選ばれた。県内では笠利中のみ受賞。

 

 同校は17年度まで2年間、生徒延べ18人が夏休みや放課後などを利用し、水槽内の水温管理を行う「お魚さん快適装置『ギョギョ漁!!』」など7作品を製作した。

 

 作品はエネルギー利用技術コンテスト(日本産業技術教育学会主催)で16、17年度に2年連続で最優秀賞の文部科学大臣賞を受賞するなど、全国規模の大会で優秀な成績を収めた。両年度とも、公益財団法人ちゅうでん教育振興財団(愛知県)からの助成金を活用した。

 

 今回の受賞についても、崎山校長は「生徒たちが素直に教諭らの指導を受け、コツコツと努力してきた成果」と喜んだ。指導した坂之上裕史教諭(28)は「生徒は研究する大変さや楽しさ、結果が得られたときの達成感などを経験できた。ものづくりに興味を持つ在校生もいる。今後も理科教育の充実を図りたい」と話した。

コンテスト動画で作品を紹介する生徒(提供写真)

コンテスト動画で作品を紹介する生徒(提供写真)