笠利町火災現場の片付け始まる 300人作業、マラソン来島客も

力を合わせて火災現場を片付ける住民ら=3日、奄美市笠利町

力を合わせて火災現場を片付ける住民ら=3日、奄美市笠利町

 奄美市笠利町笠利で1月27日に発生した火災現場の後片付けが3日あり、午前・午後の作業に延べ約300人のボランティアが駆け付けた。今里信弘区長は「住民同士と地域間の強いつながりを感じた。大変ありがたい」と話した。

 

 この日は住民や出身者のほか、島内の建設業者や学校関係者、奄美市職員、消防、警察などが参加。焼け落ちた家屋を重機で解体し、トタンや木材などをトラックに積み込んで運び出した。

 

 作業には、同市で4日ある桜マラソンの参加者も助太刀した。マラソンと八月踊りのために毎年来島しているという東京都の水野由紀子さん(60)は「ニュースで火事を知り心配していた。いつも笠利町に泊まっているので恩返しの気持ち」と笑顔を見せた。

 

 今里区長は「人と人のつながりで本当に大勢の方が力を貸してくれた。土日以外でもボランティアの申し出を受けている」と感謝した。片付け作業は4日も午前9時から午後5時ごろまで行う予定。