結シアター手舞が奄美初公演  奄美市名瀬

ダンスや島唄を盛り込んだステージで観客を魅了した島口ミュージカル「結―MUSUBI―」=21日、奄美市名瀬

ダンスや島唄を盛り込んだステージで観客を魅了した島口ミュージカル「結―MUSUBI―」=21日、奄美市名瀬

 ワイド、ワイド―。徳之島の中高生を中心に組織する島口ミュージカル劇団「結シアター手舞」(前田美香登会長、団員43人)の公演「結―MUSUBI―」が21日、奄美市名瀬の奄美文化センターであった。中高生らは島唄やダンスを盛り込んだ迫力あるステージで観客を魅了した。

 

 結シアター手舞は2015年の国民文化祭を機に結成。初の奄美公演にOBらも駆け付けて総勢57人が出演。遠島によって徳之島に滞在した西郷隆盛と地元の青年・琉仲祐ら島民との交流を描いた物語を熱演した。

 

 奄美公演では愛加那が島唄を歌うシーンなどを加えた。天城町連合青年団は徳之島で盛んな闘牛を再現して舞台に花を添えた。

 

 昼夜2回公演に市内外から約700人が来場。昼の部を観劇した野島志歩さん(26)=奄美市笠利町=は「中高生の熱意が伝わって感動した。徳之島の出来事も知ることができて良かった」と話した。

 

 西郷隆盛役の琉大志さん(18)は今春、沖縄県に進学する。琉さんは「これからも敬天愛人の心を忘れずに日々まい進したい。後輩たちには県本土や東京などさらに多くの場所で公演できるような活躍を期待したい」と語った。