職員用に布マスク製作 徳之島町

町職員による布マスク製作を企画した村上事務局長、幸田課長(右から)と完成した布マスク=20日、徳之島町役場

町職員による布マスク製作を企画した村上事務局長、幸田課長(右から)と完成した布マスク=20日、徳之島町役場

 新型コロナウイルスの感染拡大に伴う慢性的なマスク不足を受け、徳之島町では女性職員を中心にボランティアで布マスク作りを進めている。作ったマスクは町職員の勤務用に充て、町で確保した使い捨てマスクは未装着の来庁者へ配って庁舎内での感染防止に努める。

 

 「女性パワーを生かして何かできないか」と村上和代町議会事務局長(54)と幸田智子会計課長(58)が企画。16日に職員へ製作を呼び掛けたところ、20~50代の女性職員を中心に約30人が製作に賛同した。

 

 材料は町内在住の女性が買い物袋3袋分の布を無料提供した。ゴムや糸は町職員組合が材料費を支援。先週末に各職員の自宅で作業を進め、20日時点で60~70枚完成した。目標は職員1人当たり2枚分の計約400枚。業務上、来庁者との接触が多い課の窓口を担当する職員に優先して配布する。

 

 村上事務局長は「役場から感染が広がることがあってはならない。一人一人が危機感を持って予防を心がけることが大事」と話した。

 

 町は町地域女性団体連絡協議会へ約1千枚の布マスク製作を依頼している。町総務課は「出来上がった布マスクの買い上げも計画しており、子どもや高齢者などへ配布して感染予防につなげたい」としている。