育てた米で餅つき体験 児童ら自然の恵み味わう 天城町兼久

餅つきを体験する子どもたち=16日、天城町瀬滝

餅つきを体験する子どもたち=16日、天城町瀬滝

  【徳之島総局】天城町立兼久小学校校区の瀬滝、兼久の2子ども会は16日、同町の瀬滝地区構造改善センターで餅つきを行った。同小の児童や地域住民など約70人が参加。自分たちで栽培、収穫したもち米で餅をつくり、自然の恵みを味わった。

 

 瀬滝集落(院田吉雄区長、228世帯)は子どもたちの稲作文化体験などを目的に、一時中断していた集落の田植え行事を2015年に復活させた。2子ども会の子どもたちや地域住民は4月に田植え、8月に稲刈り作業を実施。収穫したもち米約20キロを使って餅つきを行った。

 

 子どもたちは蒸したもち米が入った臼へきねを振り下ろして餅つきを体験。つきたての餅を一口大の形に整え、きなこや黒蜜をつけて味わった。

 

 瀬滝集落ではこのほか、残ったもち米を使用して紅白餅を作り、同日行われた同集落の敬老会で高齢者約110人に振る舞った。

 

 同小5年の嘉積直也君(10)は「去年より餅の味が濃い感じがしておいしかった。田植え、稲刈り、餅つきと島であまりできない稲作体験ができてうれしい」と話した。