自然守るふるさと納税実施へ 奄美群島初のGCF活用 徳之島町

徳之島町GCF写真 徳之島町は6月1日から、ガバメントクラウドファンディング(GCF)を活用した「徳之島アマミノクロウサギ共存事業(アマミノクロウサギふるさと納税)」=写真=を展開する。GCFの導入は奄美群島12市町村で初。町担当者は「GCFを活用して事業を展開し、島の宝である自然を後世に伝え、全ての動植物が共存する島を目指したい」としている。

 

 GCFは自治体がインターネット上で使い道を限定した事業を提案し、賛同者から資金を集める制度。町側はふるさと納税の寄付金を活用して各種事業を展開している。2017年度の寄付者から「徳之島の環境保全等に関する事業」への活用を期待する声が約21%と最も多かったことから、自然環境の保全に特化した事業でGCFの導入を決めた。

 

 GCFで集める本年度の目標金額は372万3千円。事業は▽町道山クビリ線入り口に自動車用ゲート設置▽島民を対象とした自然体験プログラムの実施▽景観フォトコンテストの開催―を計画している。

 

 6月1日に町ホームページでGCFの募集を始める。同月中にふるさと納税総合サイト「ふるさとチョイス」でも申し込める。返礼品はアマミノクロウサギが生息地する町北部の農産物を予定している。返礼率は低く設定したいという。