自然災害の被害6億円超 農産物中心、20年奄美群島

台風10号の強風で倒伏したサトウキビ=2020年9月6日、徳之島町

台風10号の強風で倒伏したサトウキビ=2020年9月6日、徳之島町

 県大島支庁がまとめた奄美群島の概況によると、2020年の台風など自然災害による農林水産や公共土木施設などの被害は、前年より4億8933万2000円増え、6億3670万9000円だった。

 

 20年に発生した台風23個のうち奄美群島に接近したのは4個。中でも8月末の9号、9月初旬の10号の影響による強風で農作物などが大きな被害を受けた。

 

 被害状況を分野別でみると、最多は農産物の3億8795万円。次いで公共土木2億792万円、農林水産業施設2628万円、「その他の公共施設」1325万円、商工130万円の順。

 

 市町村別では喜界町3億559万円、瀬戸内町1億9489万円、和泊町6575万円、奄美市2841万円、知名町2192万円、天城町1912万円となり、6市町村で1000万円を超えた。

 

 被害状況を07年から21年まで年次別にみると、最も被害額が多かったのは奄美豪雨が発生した10年で、79億9442万円。最近では大型台風が襲来した18年が被害額42億5893万円だった。