自転車で島内1周に挑戦 伊仙町の小中学生13人 卒業控え思い出づくり 

自転車で島内1周に挑戦する西伊仙東集落在住の中学生=13日、徳之島町花徳

自転車で島内1周に挑戦する西伊仙東集落在住の中学生=13日、徳之島町花徳

 【徳之島総局】伊仙町の西伊仙東集落に在住する今春卒業を控えている小、中学生13人は13日、自転車で徳之島1周(県道約75㌔)に挑戦した。集落青年団の励ましを受けて自然を楽しみながら力いっぱいペダルを踏み続け全員が完走。道中、ごみ拾いも行うなど環境美化にも努めた。

 

 新型コロナウイルスの影響で今年度は各種イベントが中止になったことから、子どもたちの思い出づくりのため同集落青年団(幸林巧也団長)が企画した。

 

 小、中学生13人と青年団員5人は午前8時、2班に分かれて集落公民館「みらい館」を出発し、反時計回りに島を北上した。途中、徳之島町の里久浜やソテツトンネルなど4カ所で、休憩を兼ねて周辺のごみ拾いも実施。スタートから10時間後の午後6時過ぎ、ゴール地点のみらい館に到着した。

 

 自身も子どもたちと自転車で島内1周した幸林団長(35)は「誰1人けがすることなくゴールでき達成感がある。子どもたちも自転車で島を1周したことで自信がついたと思う。卒業しても頑張ってほしい」とエールを送った。

 

 参加した伊仙中3年の重村羽音さん(15)は「自転車での移動は大変だったけど、島のきれいな風景を見ながらゴールできて疲れが吹っ飛んだ。同級生と一緒に絆を深めながら楽しむことができ、いい思い出になった」と笑みを浮かべた。