舞台表現や発声法など磨く プロダンサー講師にアート合宿 奄美市

プロのダンサーと共に即興ダンスに取り組んだ参加者=23日、奄美市名瀬

プロのダンサーと共に即興ダンスに取り組んだ参加者=23日、奄美市名瀬

 国内外のプロダンサーらを講師にした「奄美deアート合宿」(同実行委員会主催)が23日、奄美市名瀬の奄美文化センターで始まった。奄美市の地域おこし協力隊で、カナダのシルク・ドゥ・ソレイユで日本人として初めてソロダンサーを務めた谷よう子さんが企画。群島内外からダンス経験を問わず30人が参加して25日まで3日間、舞台表現や体づくり、発声法などを磨く。

 

 谷さんは地域おこし協力隊として2016年来島後、奄美の自然や文化をテーマにした創作舞踊「ガジユータ ケンムンの住む島 奄美」を手掛けるなど精力的に活動している。来年2月には奄美で国際フェスティバルを開催する予定。

 

 合宿では、谷さんとカナダ人ダンサーのハリエット・チャンさん、鹿児島市で即興ダンスグループを主宰する勝部ちこさん、鹿島聖子さんが講師を務める。

 

 初日の23日は、発声方法や即興ダンスを学ぶワークショップなどを実施。2人一組での即興ダンスのレッスンで、参加者はプロダンサーの動きを参考に、体を自在に操る技術を学んだ。

 

 24日も同様のワークショップに取り組み、25日には参加者間で成果発表を行う。

 参加した安田琉夏さん(12)=奄美市名瀬=は「普段ジャズダンスなどをやっているが、やったことのない動きがあり勉強になった。発表に向けて頑張りたい」と意気込んだ。

 

 谷さんは「ダンスは特別な活動ではなく表現方法の一つ。振り付けを覚えるのではなく、周囲の人や環境を感じながら思うままに体を動かすことで、表現を豊かにし、社会性向上にもつなげてほしい」と話した。