花火でコロナ収束願う 冬空彩る大輪の花 与論、沖永良部

コロナ収束を願い、冬空を彩った花火=12日、与論町

コロナ収束を願い、冬空を彩った花火=12日、与論町

 【沖永良部総局】知名町と与論町で12日、新型コロナウイルスの感染収束などを願う花火が打ち上げられた。計765発の大輪の花が冬空を彩り、住民らを励ました。

 

 奄美群島内の商工会青年部や連合青年団などで構成する「Island Pic実行委員会」(委員長・渡太郎奄美大島青年会議所理事長)が企画。当初は5日に12市町村で一斉に打ち上げる予定だったが、悪天候などの影響で2町は延期していた。

 

 両町とも午後7時に開始。主催側は感染症対策として、3密(密集、密接、密閉)を避けて鑑賞するよう呼び掛けて実施した。

 

知名町商工会青年部会員らが演出した音と光のショー=12日、知名町

知名町商工会青年部会員らが演出した音と光のショー=12日、知名町

 知名町では町商工会青年部の会員6人が花火を打ち上げるための資格を取得し、花火師と共に465発の音と光のショーを演出した。清水昭喜部長(36)は「花火を見た子どもたちが帰り際に『ありがとう』と大声で伝えてくるのを聞いて胸が熱くなった。たくさんの人の協力のおかげでコロナ禍でも盛大なイベントできるという実績がつくれた」と笑顔で語った。

 

 与論町では町内4地点から計300発が打ち上げられた。飲食店やホテルなどが軒を連ねる茶花の銀座通りで花火を楽しんだ60代商業女性は「元気をもらえた。コロナの苦難をみんなで乗り越えるために頑張ろう」と話していた。