英字フリーペーパー記者が取材旅行  奄美群島

大島紬の織り方の説明を受ける英字フリーペーパー記者のリサさん(左から2人目)=20日、龍郷町

大島紬の織り方の説明を受ける英字フリーペーパー記者のリサさん(左から2人目)=20日、龍郷町

 東京都内の各国大使館や外資系企業など約400カ所に配布する英字フリーペーパー「TOKYO WEEKENDER」の記者が20日、取材のため奄美大島入りした。24日まで4泊5日の日程で奄美大島、徳之島、沖永良部島、与論島、喜界島を巡り、各地の自然や文化に触れる。取材の内容は同誌のWEB版で6月末ごろ、公開される予定だ。

 

 同誌は在留外国人向けに、日本各地の情報を発信している。奄美群島観光物産協会がインバウンド(訪日外国人客)誘致の一環で受け入れた。日本航空(JAL)グループと連携し、移動には奄美群島内と沖縄間を結ぶ「奄美群島アイランドホッピングルート」を活用する。

 

 スウェーデン出身の記者リサ・ワリンさん(37)はこの日、東京から鹿児島経由で午前11時半ごろ到着。奄美市笠利町のリゾート施設ばしゃ山村と県奄美パークを訪れた後、龍郷町の大島紬村で本場奄美大島紬の着付けを体験し、製造工程を見学した。

 

 日本在住10年目で日本のことはほとんど知っていると思っていたというリサさんは「奄美に来て半日で、新しいことをたくさん知った。群島内の自然や文化を体験して日本のディープな魅力を読者に伝えたい」。初着用の大島紬については「軽くて着心地がいい。作るのにいっぱい手間が掛かっていて驚いた」と話した。

 

 奄美大島を案内した同協会のコーディネーターで奄美せとうち観光協会の水野康次郎さん(42)は「日本で暮らす外国人のファミリー層に奄美群島の魅力を伝える良い機会」と今回の取材に期待を寄せた。

 

 リサさんは21日以降、徳之島で闘牛との触れ合いや、与論島の大金久海岸沖で干潮時に姿を現す百合ケ浜の観光などを予定。