菊次郎愛用品など7点追加 龍郷町りゅうがく館企画展

展示物を7点追加した「西郷隆盛と菊次郎展」=16日、龍郷町

展示物を7点追加した「西郷隆盛と菊次郎展」=16日、龍郷町

 龍郷町浦の町生涯学習センターりゅうがく館で開催中の特別企画「西郷隆盛と菊次郎展」(2018年4月20日~19年2月3日)に、菊次郎愛用の品や手紙などの資料7点が新たに加わった。町教委の川元美咲学芸員は「子孫の方から特別にお借りした貴重な物ばかり。この機会にぜひ足を運んでほしい」と呼び掛けている。

 

 企画は明治維新150周年やNHK大河ドラマ「西郷どん」放送に合わせ、龍郷で約3年を過ごした西郷隆盛と、同町で生まれ国内外で活躍した息子菊次郎を中心に展開。当時の状況や人物像を説明するパネルを充実させ、手紙、写真、愛用の品など多数の資料を展示している。

 

 追加されたのは、菊次郎が台湾の宜蘭(ぎらん)市長に任命された際の辞令書、京都市長時代の封書、島津家鉱業館長時代の封書、落款(いずれも拓殖大学所蔵)と、菊次郎愛用の水差し、掛け時計、皿(菊次郎の子孫の諫山尚子氏寄託)の計7点。

 

 菊次郎が2度目の米国留学の際に購入したという掛け時計や精巧な細工が施された水差しなど珍しい品の数々に、来場者は興味深そうに見入っていた。

 

 川元学芸員は「地元の方にこそ見てほしい。奄美出身の菊次郎さんについてたくさんの方に知ってもらいたい」と話した。

 

 企画展の時間は午前9時~午後5時(入室は午後4時半まで)。観覧無料。大河ドラマ「西郷どん」では21日放送分の第39話に菊次郎が登場する。