西郷さん化粧直し/愛犬とともに茶色へ一新/和泊町南洲神社

以前の西郷隆盛の立像=2017年9月24日撮影

以前の西郷隆盛の立像=2017年9月24日撮影

  【沖永良部総局】和泊町手々知名の南洲神社に建立された西郷隆盛の立像がこのほど、化粧直しされた。従来は青緑色で頭部や肩の塗装がはげて白い斑点も目立っていたが、化粧直し後は愛犬ツンとともに輝きを放つ茶色へと一新した。

 南洲神社は西郷を慕う島民らが遺徳をしのぶため1903(明治36)年に建立。立像はほぼ等身大(約178㌢)で、MBC南日本放送が西郷没後100年(1977年)を記念して造った。当時の武田恵喜光町長からの要望を受け、翌年に縁の地である同神社に寄贈された。

 化粧直しは、立像の経年劣化やNHKの大河ドラマ「西郷(せご)どん」の放送を受け、同神社を訪れる人が増えていることなどから、和泊西郷南洲顕彰会が実施した。

 同顕彰会の逆瀬川勝久会長は「大河ドラマ効果で神社に足を運ぶ観光客は増えていると感じる。県本土で造られた神社の西郷像はたくましい体格だが、顕彰会が安置した西郷南洲記念館にある格子牢の中の西郷先生の座像はやせ細っている。(時代背景を知り)見比べると面白いと思う」と話した。

化粧直し後の立像=2018年4月10日、和泊町の南洲神社

化粧直し後の立像=2018年4月10日、和泊町の南洲神社