観光客に住民が集落案内 和泊町国頭のガイドクラブ

国頭ガイドクラブの案内で、観光を楽しむ旅行者=15日、和泊町の国頭小学校

国頭ガイドクラブの案内で、観光を楽しむ旅行者=15日、和泊町の国頭小学校

  【沖永良部総局】和泊町国頭の住民有志でつくる「国頭観光ガイドクラブ(田仲稔会長)」が2015年の発足から活動5年目を迎えた。観光客への集落ガイドを通して、歴史と自然の魅力あふれる同集落の情報発信と、地域の活力向上に一役買っている。

 

 15日にはクラブ会員の一人、西村富明さんの知人で、ラテン歌手のマルガリータ恩田さんと、その娘や友人ら4人を、クラブ会員4人が案内した。

 

 最初に訪れた国頭小学校では「日本一のガジュマル」とその隣の「潮干す母の像」の由来などを説明。続いて国頭クラゴー(暗川)、潮吹きの洞窟「フーチャ」、ハマユウ群生地近くの海岸、五穀豊穣(ほうじょう)の神を祭った岬神社などを巡った。

 

 恩田さんは「沖永良部には今回初めて来たが、丁寧なガイドで分かりやすかった。島の人たちのピュアな思いと、自然や文化を大事にする気持ちが伝わってきた」と話した。

 

 田仲会長は「観光客に国頭(集落)の中まで入って、その良さを知ってもらいたいという思いで活動している。島外の人と交流することで地域も活気づけば」などと語った。