観光来島、自粛要請せず 与論、マスク着用は徹底を

3人の職員の感染が確認され、消毒が行われた与論町役場=7日、与論町茶花

3人の職員の感染が確認され、消毒が行われた与論町役場=7日、与論町茶花

 与論町は8日、感染拡大が続く新型コロナウイルスのクラスター(感染者集団)について、新たに1人の役場職員の感染を確認したと発表した。職員の感染は3人となった。8日は感染症対策本部会議を役場で開き、職員の感染状況を共有し、庁舎内を消毒した。観光関係者を交えた対策会議も同日開かれ、観光客の来島自粛について検討。感染防止対策を徹底し、自粛は呼び掛けないことを決めた。

 

 8日の対策本部会議には、県から派遣されている職員や医師を含め15人が出席。町職員の感染状況や濃厚接触者として自宅待機している職員数を共有し、業務継続のための人員調整など行った。午後は庁舎内と開館している全公共施設の消毒を実施した。

 

 観光客の来島自粛要請について検討した対策会議では、7月のクラスター発生時とは異なり、今回は多くの飲食店が感染防止対策を徹底していることや、観光客による発生ではないと見られることから、来島自粛は呼び掛けないことにした。

 

 9日は島内の全小中学校が再開したが、感染者が確認された中学1校1クラスと小学1校1クラスで学年閉鎖の措置がとられた。同日中に教室の消毒を行い、10日は再開する。

 

 与論町は「会食時でも会話をする時はマスクを着用することを徹底して」と呼び掛けている。