請・与路に「島の保健室」  瀬戸内町、役場機能を併設

2019年度の事業計画などを確認した〝我が事・丸ごと〟支え愛地域づくり推進会議=27日、瀬戸内町

2019年度の事業計画などを確認した〝我が事・丸ごと〟支え愛地域づくり推進会議=27日、瀬戸内町

 多機関の協働による包括的支援体制の構築を目指す、瀬戸内町のチームせとうち〝我が事・丸ごと〟支え愛事業「第6回〝我が事・丸ごと〟支え愛地域づくり推進会議」は27日、町きゅら島交流館であった。相談支援、住まい、しごとの3部会が2019年度の事業計画を報告。相談支援部会は本年度、請、与路両島に「島の保健室」事業を導入。役場出張所としての機能を取り入れ、行政サービスの拡充を図るとした。

 

 同事業は17年度から町と県大島支庁瀬戸内事務所が協働で取り組んでいる。この日の会議には行政、医療、福祉関係機関・事業所、各種団体などから約80人が参加した。

 

 「島の保健室」事業は、島にコミュニティーナース(看護師)を配置し、住民の困り事をチームで解決する調整役を担ってもらう狙い。加計呂麻島には18年度から配置されている。

 

 請、与路両島では、各島にある診療所の常駐看護師にその役割を担ってもらい、敬老祝金支給業務や保険証発行業務など役場の窓口業務の一部にも対応できるようにする。

 

 相談支援部会ではこのほか、関係機関のネットワーク構築、多世代交流サロン支援などを計画している。

 

 住まい部会では多機関連携の空き家・空き店舗対策のための組織構築、しごと部会では町内各事業所へのアンケート調査などに取り組む。

 

 鎌田愛人町長はあいさつで「今後も町に住み続けたいと思う人の割合を、現在の6割から8割に引き上げるという数値目標を掲げている。本事業の取り組みを確実に推進することが安心の町づくりにつながり、目標の実現に寄与するものと確信している」と述べた。