豊かな自然と歴史感じながら 三太郎峠歩こう会

三太郎峠の古道を歩く参加者=2日、奄美市住用町

三太郎峠の古道を歩く参加者=2日、奄美市住用町

 第23回三太郎峠歩こう会が2日、奄美市住用町であった。町内外から家族連れなど209人が参加し、豊かな自然や古里の歴史を感じながらウオーキングを楽しんだ。

 

 住用地区子ども会育成連絡協議会、住用地区青年団などが主催する恒例行事で、コースは住用総合支所を出発して旧国道58号線を通る通常コース(約12㌔)と三太郎茶屋跡地を経由する山道・古道コース(約9㌔)の2コース。

 

 参加者はルリカケスやオオストンオオアカゲラなど生き物が暮らす音に耳を澄ませたり、同行者との会話を楽しんだりしながら思い思いのペースで歩を進めた。

 

 古道コースは初挑戦という同町出身の與島ちとせさん(16)=大島高1年=は「滝のような場所があってきれいで癒やされた。途中転んだりしたけど、普段歩かないような道を歩けていい経験になった。来年も参加したい」と笑顔。

 

 大阪府堺市から観光で訪れていた向山博さん(78)、元子さん(75)夫妻は古道コースを踏破。「亜熱帯雨林の中を歩く機会はなかなかないのでいい思い出になった。奄美に来てから住んでいる人の優しさと自然に対する愛情の豊かさを感じて感動している。帰ったら友人らに良さを大いに伝えたい」と話した。

 ゴールした参加者には鶏汁が振る舞われた。