越冬成虫のリスク指摘/コミバエ種群の防除対策、農水省で検討会議

当面の防除方針などを話し合ったミカンコミバエ防除対策検討会議=19日、農水省会議室

当面の防除方針などを話し合ったミカンコミバエ防除対策検討会議=19日、農水省会議室

 第2回「ミカンコミバエ種群の防除対策検討会議」(委員・有識者5人)が19日、農林水産省であった。同省消費安全局は奄美大島などで確認されているミカンコミバエ種群の誘殺状況や防除実績を委員に説明し、当面の防除対策について有識者委員から意見を聞いた。委員らは有人ヘリコプターを活用したテックス板(誘引・殺虫板)の散布や寄主果実などの防除効果により、直近ではほとんど誘殺が確認されていないとの見解を示す一方、春にかけて越冬成虫の活動が開始されるリスクを指摘。特に奄美大島におけるスモモの移動規制は2月22日の基準日以降の誘殺状況に左右されることからトラップの増設など成虫の羽化を抑止する防除が重要と指摘した。