越山のツツジ復活へ 住民らが苗づくり研修会 和泊町

ケラマツツジの苗作りを学ぶ参加者ら=21日、和泊町(提供写真)

ケラマツツジの苗作りを学ぶ参加者ら=21日、和泊町(提供写真)

 【沖永良部総局】和泊町の越山とその周辺にツツジ群生を復活させようと、町研修センターや地域住民などが「つつじの郷復活プロジェクト」を始めた。初回研修会が21日、同町谷山の町実験農場であり、住民ら約50人がケラマツツジの苗作りを行った。

 

 プロジェクトは、かつてツツジが自生していたとされる越山とその周辺で植樹活動などを行う。今回の苗作りの講師は、町内在住の庭師・伊集院侃さんが務めた。参加者は苗を栽培するため、約1時間半かけてツツジの枝200本以上を苗用ポットに挿し木にした。

 

 同センターの平山和仁所長(69)は「これを機会に各自が自宅や集落にツツジを植栽し、活動が多くの人に広がってほしい。まずは越山周辺での植樹活動を、5年程度を目標に継続していきたい」と話した。

 

 今回の苗は、来年4~6月ごろ、越山の麓にある同町内城の世之主神社周辺に植樹する計画。