足浸し赤ちゃんの健康祈願 沖永良部で浜下り&海開き

赤ちゃんの足を海水に浸して健やかな成長を願うイベント参加者=7日、知名町屋子母

赤ちゃんの足を海水に浸して健やかな成長を願うイベント参加者=7日、知名町屋子母

 「サンガツサンチ」(旧暦3月3日)に当たる7日、奄美群島各地で浜下れや海開き行事があった。この日は各地とも気温25度以上の「夏日」となり、初節句を迎えた子どもの健やかな成長を願う家族連れや初泳ぎを楽しむ子どもらでにぎわった。海水浴シーズンに向けて、地元住民や観光、行政関係者らが海の安全を祈願する神事も各地で行われた。

 

 知名町屋子母ビーチでは「浜下り&海開き」(おきのえらぶ島観光協会主催)があった。海の安全を祈願後、島内外の98組の親子が波打ち際に繰り出し、赤ちゃんの足を海水に浸して健やかな成長を祈念した。

 

 昨年まで「海のカーニバル」と題してアサリ拾いやそうめん流しなどのイベントを開いたが、今年は奄美大島や与論島にならって内容を変更し、浜下りを初めて取り入れた。参加者でビーチクリーンも行った。

 

 1歳3カ月の優太朗ちゃんを連れて参加した和泊町の棚窪優樹さん(28)、ありささん(27)夫婦は「同年代の人たちとこうした行事に参加できるのとても楽しいし、いい思い出になる」と笑顔。

 

 同協会の前登志朗会長は「島を出た若い人が、この日に合わせて親子で帰ってこられるような行事に育てていければ」と話した。