農作業の労力軽減へ補助装置の試着体験 瀬戸内町

 

装置を試着して物を持ち上げる参加者=19日、瀬戸内町

装置を試着して物を持ち上げる参加者=19日、瀬戸内町

 農作業の労力軽減に向けた研修会(瀬戸内町農林課など主催)が19日、同町のせとうち物産館であった。行政の担当職員ら7人が参加。体に装着し、下肢や上体の動きを補助する装置の説明、試着体験があり、参加者は、物を持ち上げたり、中腰になって作業を続ける場合などの負担軽減効果を実感していた。

 

 ユーピーアール社(本社・東京都)南九州営業所の阿部昌宏さんが▽電動機や圧縮空気などによって駆動▽伸縮素材の人工筋肉やゴム、ばねなどを用いて着用者の自重の位置エネルギーを利用│する2種類の装置を紹介。「頭の中のイメージと実際に着用したときのギャップがあると思うが、使い方によっては有用。高齢者だけでなく、一日でも長く仕事を続けたいと考えている30~40代にも興味を持っていただいている。腰に負担、不安がある方の緩和につながれば」などと語った。

 

 試着体験では参加者に床から物を持ち上げたり、走ったりしてもらい、効果を感じてもらった。参加者からは「動かされている感がある」「かがんだ状態での作業が楽かも」「背筋が伸び、姿勢が良くなる」などの感想があった。

 

 装置を試着した町農林課課長補佐の西田博仁さん(54)は「足や上半身に支えがある感じで、体重も軽くなったようだ。同じ体勢で長時間働く方の負担軽減になるのではと思う」と語った。

 

 同課では1月中に同社から装置7、8着をレンタル。収穫期を迎えている地元の果樹やサトウキビ農家にモニターになってもらい、効果を検証する予定。