里アンナさんが1日奄美署長 年末年始特別警戒出発式

NHK大河ドラマ「西郷どん」のテーマ曲をアカペラで披露した里アンナさん(左)=10日、奄美市の名瀬運動公園サンドーム

NHK大河ドラマ「西郷どん」のテーマ曲をアカペラで披露した里アンナさん(左)=10日、奄美市の名瀬運動公園サンドーム

 年末年始の事件事故防止へ向けた特別警戒出発式が10日、奄美群島を含む県内各地で行われた。物流や人の移動が活発化する同日から来年1月10日まで、▽子どもや女性、高齢者の犯罪被害防止▽交通事故抑止と悪質・危険運転の根絶│などを重点に、警察と関係機関で連携して各種防犯活動を展開する。

 

 奄美署の出発式は、奄美市の名瀬運動公園サンドーム(多目的屋内練習場)で実施。NHK大河ドラマ「西郷(せご)どん」のテーマ曲を歌った同市笠利町出身の歌手、里アンナさん(41)が1日署長の委嘱を受け、美しい歌声で安全、安心な年末年始を祈念した。

 

 同署や管内の各自治体、防犯団体などから代表者約30人が出席した。中野誠署長は「今年は事件事故が昨年より少ない一方、凶悪事件や火災絡みの検挙もあり、治安維持には住民の意識と協力が欠かせない」とあいさつ。長く防犯活動に取り組んだとして、ボランティア団体「知名瀬まもり隊」(益田順二隊長)へ署長感謝状を贈った。

 

 広報啓発の看板役となる1日署長の委嘱を受けた里さんは、島唄「よいすら節」を三味線で弾き語り、西郷どんのテーマ曲をアカペラで披露。管内の巡回へ向かうパトカーや白バイを見送った後、同市名瀬のイオンプラザ大島店で街頭キャンペーンに参加した。

 

 奄美署喜界幹部派出所で10日に予定していた出発式は、新型コロナウイルス感染予防のため中止となった。