門松作りに挑戦 児童ら地域の風習も学ぶ 伊仙町

 

お年寄りから指導を受け、門松作りに挑戦する児童ら=26日、伊仙町面縄

お年寄りから指導を受け、門松作りに挑戦する児童ら=26日、伊仙町面縄

 伊仙町の上面縄生活館で26日、正月用の門松作り体験学習があった。同集落の小学生ら約30人が参加。児童たちは松、竹、シイ、ユズル(ゆずり葉)を束ねて作る門松の由来を教わりながら、地域に残る風習を学んだ。

 

 門松作りの継承と異世代交流を目的に、NPO法人徳之島青少年支援センターが主催。材料は島内の山林から集めた。

 

 児童たちは講師役のお年寄りから指導を受け、のこぎりを使って竹を斜めに切る作業に挑戦。適度な長さに切りそろえた材料を海岸の砂を入れた大きな鉢に飾り付け、華やかに仕上げた。

 

 体験学習に参加した面縄小3年の仲原真汰君(9)は「のこぎりを使って材料を切るのが楽しかった」、犬田布小3年の芳本康司君(9)は「材料を山から集めて、門松を手作りした昔の人はすごい」と話した。

 

 同NPOの義山正夫理事長(65)は「地域の伝統に触れる機会を提供するのは、私たち大人の役目。子どもたちがいろんなことを学び、継承してほしい」と述べた。

   (徳之島総局)