関東奄美IT懇話会が瀬戸内町視察

瀬戸内町立郷土館を視察する関東奄美IT懇話会会員ら=16日

瀬戸内町立郷土館を視察する関東奄美IT懇話会会員ら=16日

 ITを活用した古里奄美の産業振興や雇用促進などの支援に努める関東奄美IT懇話会(重田辰弥会長)の会員ら13人は15~17日の日程で瀬戸内町を視察訪問している。16日は町役場で町の産業振興や課題を聞き取り意見交換。会員からITを活用した人口減少対策、観光振興などの提案があった。

 

 視察は2年前の徳之島に続いて4回目。瀬戸内町役場では企画課職員が▽企業誘致・起業支援対策▽ふるさと納税▽町のIT環境▽古仁屋高校の振興対策―などの現状や課題を説明した。

 

 意見交換では会員から「教育の質が高い地域に、親たちは越境して移動して来る。教育が人口減少対策の可能性を秘めている」「沖縄では首都圏で鍛えられた人がUターンし、地元のIT企業の担い手となっている。Uターン思考を活用できないか」「SNS(会員制交流サイト)を活用したふるさと納税のPRを」などの意見があった。

 

 この日は町立図書館・郷土館、農作物栽培施設やマグロ、真珠養殖場なども視察。同町須子茂出身の重田会長(78)は「豊かな自然、農林水産業の取り組みに活性化の可能性を感じた。距離を克服できるのがIT産業であり、われわれがそのサポートをしていきたい」と話した。