限定黒糖焼酎を返礼品に ふるさと納税限定で徳之島
2019年07月20日
地域
徳之島町は20日、町ふるさと納税の返礼品に限定奄美黒糖焼酎の受け付けを開始する。黒糖焼酎は2018年度の町ふるさと納税で、寄付者の約25%が選んだ人気の返礼品。町側は「愛飲者の新規開拓につながると期待される」としている。
限定黒糖焼酎は奄美酒類㈱(本社・徳之島町亀津、中村功代表取締役)の銘柄「ブラック奄美(40度、720㍉㍑)」と「奄美エイジング(25度、同)」に、5年貯蔵の古酒をブレンドしたもの。樽(たる)貯蔵独特の香りとまろやかな口当たりが特長で、それぞれ1千本、1355本を用意した。
中村社長(50)は「銘柄と味わいの異なる黒糖焼酎を発信することでリピーターが増え、徳之島産黒糖焼酎を認知してもらえたら」と述べ、町担当者は「島外に商品を出すにはいろんなアイデアが大事。新商品を開発するチャレンジ精神が各製造業者に広がり、島をアピールする商品ができれば」と話した。
町ふるさと納税では、寄付額1万5千円でブラック奄美2本、同1万2千円で奄美エイジング3本が選べる。天城町も近くふるさと納税で取り扱うほか、伊仙町も返礼品として検討しており、徳之島町は町公式キャラクター「まぶーる君」をラベリングした商品を発送する。
問い合わせは各町のふるさと納税担当窓口へ。