陸上選手を「われんきゃガイド」 集落の魅力を紹介 鹿児島県徳之島町

実業団の選手らへ手々集落の魅力を紹介した「われんきゃガイド」(提供写真)

実業団の選手らへ手々集落の魅力を紹介した「われんきゃガイド」(提供写真)

 鹿児島県徳之島町(徳之島)の手々(てて)小学校(平嶺寛晶校長、児童9人)は13日、学校周辺の史跡などを案内する「われんきゃガイド」を行った。「われんきゃ」は徳之島の方言で「子どもたち」との意味。5人の児童が合宿で徳之島を訪れている実業団3チームの長距離選手ら20人をガイドし、集落の魅力を紹介した。

 

 同校は2016年度に同町の「われんきゃガイド育成事業」のモデル校に指定され、総合的な学習の時間を活用して集落内の史跡などを巡り、年度内に集落マップを作成した。昨年6月にはトライアスロン出場者へガイドを行い、今回初めて実業団選手を対象としたガイドに挑戦した。

 

 児童たちは琉球支配時代の武勇伝で知られる「掟大八(おきておおはち)」が弔われている「按司(あじ)墓」や手々海浜公園など5カ所を紹介した。掟大八が持ち上げたとされる力石の重さやウミガメの産卵に関するクイズなどを出題して、参加者を楽しませた。

 

 参加者からは「手々集落の素晴らしさや歴史をたくさん教えていただき楽しかった」「3回目の来島だが、一番楽しい日になった」などの感想があった。ガイドを務めた5年生は「手々のことをたくさん話したことがガイド相手にも伝わって、手々が好きになってもらえたと思う」と話した。