障がい者スポーツクラブを設立 ASAコミニュティSPクラブ

朝山市長(後列左から2番目)に知的障がい者らを対象にしたスポーツクラブの設立を報告した園田理事長(前列中央)ら=29日、奄美市市役所

朝山市長(後列左から2番目)に知的障がい者らを対象にしたスポーツクラブの設立を報告した園田理事長(前列中央)ら=29日、奄美市市役所

  総合型地域スポーツクラブのASAコミュニティクラブ(奄美市名瀬、園田明理事長)は4月1日付で、知的障がい者らを対象にしたスポーツクラブ「SCミ・ライアール奄美」(MRA)を設立する。総合地域型スポーツクラブによる障がい者スポーツクラブの設立は県内初。園田理事長は29日、奄美市の朝山毅市長を表敬訪問し、MRA設立の趣旨などを語った。

 ASAコミュニティクラブを運営するNPO法人ASA奄美スポーツアカデミー(園田理事長)が児童生徒向けの放課後等デイサービス「ヒマワリ就学塾」(奄美市名瀬)と取り組む「みらいあるプロジェクト」の一環。

 関連企業の奄美スポーツクラブ(奄美市名瀬)がヒマワリ就学塾でバスケットボールとサッカー教室を担当し、大島養護学校スポーツ同好会にも指導者を派遣しており、「知的障害福祉サービスと重複利用ができない」「学校を卒業したらバスケやサッカーをする場所がない」といった声を踏まえ、園田理事長らが子どもたちの願いをかなえようとMRAを立ち上げる。

 MRAは知的、発達障がい者や自閉、ダウン症のある人を中心に中学生―30歳の男女が対象。スポーツを通して成長するだけではなく、多くの人に知的障がいなどに対する理解を深め、社会参加につなげる。

 市長表敬には、知的障がい者バスケットボールチームのKAGOSIMA BALDERSの山元晃一監督と日本脳性まひ7人制サッカー協会理事の宮城亮さんが同席した。

 朝山市長は「来年は全国障がい者スポーツ大会も鹿児島県である。市としてもできる限り協力したい」と語り、園田理事長は「子どもたちと一緒に成長し、将来は奄美から日本代表を目指せるチームになれたら」と話した。

 MRAの問い合わせは電話0997(54)8687ASAコミュニティクラブ、電話0997(52)2230ヒマワリ就学塾。