難聴地域解消へ 総務省が補助金交付 エフエムたつごう

難聴地域解消のための補助金が交付されるエフエムたつごうの放送スタジオ

難聴地域解消のための補助金が交付されるエフエムたつごうの放送スタジオ

 【鹿児島総局】総務省は9日、「エフエムたつごう」の難聴地域解消に向けた事業補助金の龍郷町への交付決定を発表した。放送が聞こえにくい秋名、嘉渡、円、安木屋場、戸口、手広の6地区について、年度内に中継施設(アンテナ)を整備し難聴解消を図る。

 

 エフエムたつごうは龍郷町を放送エリアとするコミュニティーFM。2014年5月に開局し、NPO法人「コミュニティらじおさぽーた」が運営する。他のラジオ局との連動も含めた自主放送や町政情報、災害情報などを放送している。

 

 同省九州総合通信局によると、中継施設整備には「無線システム普及支援事業等補助金」を活用。事業費3971万9千円のうち、2647万9千円を補助する。施設整備により、6地区で約千人の難聴解消が見込まれている。

 

 町の担当者は、町内の情報格差解消に期待するとともに「災害時には各家庭に備えている防災行政無線の情報を伝えられる。現在難聴地域となっているエリアでも、携帯ラジオなどがあれば屋外で情報をいち早く知ることができ、町民の安心安全確保の面でも効果は大きい」としている。