電動キックボード観光活用へ  与論島

電動キックボードの試乗を楽しむ来場者=6日、与論町

電動キックボードの試乗を楽しむ来場者=6日、与論町

 【沖永良部総局】ヨロン島観光協会(永井新孝会長)主催の電動キックボード試乗会が6日、与論町役場の駐車場であった。観光活用に向けた実証実験の一環。町民ら約20人が来場して乗り心地や性能を確認した。

 

 実証実験は同協会主催で1日に始まった。3月まで、島内の飲食店や宿泊施設など9事業者がレンタル事業を実施し、電動キックボードの認知度向上や充電しやすい環境整備などを図る。

 

 電動キックボードは現在、道路交通規制で原動機付き自転車とされている。最高速度は時速20キロ。1回の充電で距離は約20キロ走行できる。積載重量は100キロ以下。周囲約23キロの与論島では昨年から導入している観光事業者もいて、観光の魅力向上につながる新たな移動手段として注目されている。

 

 試乗会で、来場者は1周約150メートルの特設コースの走行を楽しんだ。電動キックボードに初めて乗ったという同町在住のアーティスト、川畑アキラさん(52)は「運転方法は分かりやすく、走りも安定感があって楽しかった。バイクに比べて音も静かなので、観光客はゆっくりと景色を見ながらツーリングできるんじゃないか」と話した。