“静かな初詣“呼び掛け 奄美市の高千穂神社

境内にはテントが用意され、初詣に向けた準備が進む高千穂神社=29日、奄美市名瀬

境内にはテントが用意され、初詣に向けた準備が進む高千穂神社=29日、奄美市名瀬

 奄美市名瀬の高千穂神社(黒木正和宮司)は、新型コロナウイルス感染防止のため、大みそかに例年行ってきた境内での年越しカウントダウンは行わず、「静かな初詣」を呼び掛けている。29日、境内にはテントや椅子が並び、初詣に向け準備が進んでいる。

 神社界では今年、感染防止のため、参拝前に身を清める手水舎のひしゃくを禁止したり、多くの人が触れる鈴縄も禁止に。御朱印帳の受け渡しも無くなるなど、新しい参拝様式が導入されている。

 高千穂神社では今年、創建150年を記念し、3月に手水舎が自動感知器(センサー)で作動するよう改築されていたため、ひしゃくはすでに撤去。鈴縄も数年前に撤去されていたため、「図らずも感染予防対策ができた」という。

 今年の初詣は、密を避けた時間差の参拝などは要望しないものの、マスクの着用と消毒を呼び掛けている。巫女はマスクとフェースシールドを着用して対応するという。駐車場が12台分と限られているため、徒歩や近隣の駐車場の利用をすすめている。

 黒木宮司は「来年はコロナが収束し、皆が安心してお参りできる1年になるように」と祈りを込めて語った。