音楽や芸能、多彩に ウェブで成果披露 大島地区高文祭・後夜祭

 

後夜祭でエイサーの演舞を披露する沖永良部高校の生徒=22日、沖永良部高校

後夜祭でエイサーの演舞を披露する沖永良部高校の生徒=22日、沖永良部高校

 第30回大島地区高校総合文化祭(県高校文化連盟大島支部主催)と後夜祭(同支部、NHK共催)が22日、インターネット上の特設サイトで開催された。奄美群島内の県立高校と大島養護学校の9校が参加。音楽、郷土芸能の発表や美術作品紹介など多彩なプログラムが展開され、文化系部活動に所属する生徒245人が日ごろの成果を披露した。


 文化祭は初のウェブ開催で、▽式典▽ウェブ交流会▽フィナーレの3部構成。テーマは「降りそそげ わんきゃの文化 虹となれ」。県高校総合文化祭交流フェスタも兼ねた。


 生徒実行委員長で県立沖永良部高校2年の久保陽那さん(16)は式典のあいさつで「ウェブ開催という前例のない開催方法だが、自由な発想でそれぞれの気持ちを虹のようにつなげられたのではないか」と述べた。


 ウェブ交流会は高校8校を結んで実施した。共通した分野別に4グループに分かれ、書道の作品づくりや事前に収録した吹奏楽部の演奏、放送部の朗読などを楽しんだ。複数会場で同時に茶席を楽しむ体験活動などで交流も深めた。


 フィナーレでは、来年度担当校の大島高校と大島北高校への引き継ぎもあった。

ウェブ交流会で画面の向こうに手を振る大島高校の生徒=22日、奄美市名瀬の大島高校

ウェブ交流会で画面の向こうに手を振る大島高校の生徒=22日、奄美市名瀬の大島高校


 後夜祭は奄美高校の生徒による島唄を皮切りに、各校が群島の自然や生活を題材にした写真や絵画、エイサー演舞などを披露した。最後は全体合唱でゲスト出演した奄美出身の歌手、城南海さんと「アイツムギ」を歌い上げ、感動の輪が広がった。


 式典の司会を務めた大島高校2年の中島健介さん(17)=放送部部長=は「とても緊張した。初のリモート開催ということで準備も練習も大変だったが、他校の発表に刺激を受け、学ぶことも多かった。新型コロナの影響で多くのイベントが無くなる中、貴重な体験ができた」と話した。