高千穂神社で例大祭 奄美市名瀬

秋の例大祭で祈りをささげる参拝者=3日、奄美市名瀬の高千穂神社

秋の例大祭で祈りをささげる参拝者=3日、奄美市名瀬の高千穂神社

 奄美市名瀬の高千穂神社は3日、秋の例大祭を行い、国の平安と国民の幸福を願った。高千穂神社には氏子ら約30人が参拝し、相撲甚句や島唄を奉納した。

 

 高千穂神社では秋の大祭として、毎年旧暦9月19日に「浜下り」を行ってきた。同神社によると、かつてはみこしを担いで名瀬の街中を浜まで練り歩いていたが、現代では担ぎ手もいなくなり、11月3日の明治天皇の誕生日である「明治節」(文化の日)に例大祭を行うことにしている。

 

 3日の例大祭では黒木正和宮司が祝詞を奏上。参拝者は、高千穂神社のことを詠んだ相撲甚句や、島唄の祝い唄「朝顔節」を奉納した。今年は明治天皇が教育勅語を発令して130年に当たることから、教育勅語も読み上げられた。

 

 相撲甚句を奉納した元力士・大和海の傳重美さん(71)=奄美市笠利町=は「今年は新型コロナウイルスの影響で秋の例大祭も中止になるかと心配したが、行うことができ良かった。島の安寧を願った」と話した。