高規格救急車1台を配備 年度内の運用開始目指す 名瀬消防署

大島地区消防組合名瀬消防署に配備された高規格救急車=6日、奄美市名瀬の同署

大島地区消防組合名瀬消防署に配備された高規格救急車=6日、奄美市名瀬の同署

 奄美市の大島地区消防組合名瀬消防署に6日、高規格救急車1台が配備された。車両は県内外の災害被災地に派遣される「緊急消防援助隊」に登録され、従来より性能の高い救命資機材を搭載。同署の救急救命士は「災害に強い救急車で心機一転、現場活動や訓練に臨みたい」と語った。

 

 旧車両の更新に伴い、国の緊急消防援助隊設備整備費補助金を活用し購入した。費用は約3430万円。同組合管内での通常業務に加え、要請があった場合、県内外の災害被災地での救急活動にも使われる。

 

 車両は全長5・65メートル、幅1・9メートル、高さ2・49メートルで定員7人。4輪駆動。生体監視モニターと自動体外式除細動器(AED)一体型の設備などにより、迅速な救命活動を補助する。赤色灯を増設して視認性を高め、青色ラインで他車との差別化を図った。

 

 同日、名瀬消防署で納車式があり、同組合管理者の朝山毅奄美市長は「台風など災害の多い奄美で、多くの住民の安全確保に役立ててもらいたい」と期待を寄せた。

 

 同署は車両の資機材を整理して訓練を行った後、本年度中の運用開始を目指す。