龍郷が台湾のホストタウンに 東京五輪・パラ

台湾の五輪・パラリンピック担当者たちと意見交換した竹田町長()ら=6月27日(提供写真)

台湾の五輪・パラリンピック担当者たちと意見交換した竹田町長()ら=6月27日(提供写真)

 2020年東京五輪・パラリンピックに向け、龍郷町が台湾の「ホストタウン」になることが6月28日、決定した。竹田泰典町長は「龍郷と台湾はゆかりが深く、選手たちの応援団となることができてうれしい。大会後も交流を続けて関係を深めたい」と喜んだ。

 

 「ホストタウン」は国に認定を受けた地方自治体が海外選手を通して各国と交流し、相互理解を行いながら東京五輪・パラリンピックを盛り上げようという取り組み。

 

 龍郷町は名誉町民でもある西郷菊次郎(1861~1928)が台湾の初代宜蘭庁長を務め、氾濫の多かった宜蘭川の堤防工事などの功績を残したことなどから宜蘭市と交流を深めている。6月27日は香川県高松市を訪れていた台湾の五輪担当者らと面会し、意見を交わした。

 

 五輪・パラリンピック開催時には龍郷町が台湾選手団を応援するほか、大会後は元オリンピック選手や現役パラリンピック選手を町へ招待してもてなす。台湾パラ卓球チームと地元児童生徒の交流事業や、来年度の西郷菊次郎生誕160周年に合わせたミュージカルの公演も予定しているという。

 

 竹田町長は「大都市のような大きな施設はないが、豊かな自然で癒やしを提供したい。将来的には児童生徒のホームステイや学校訪問なども行えたら」と継続的な交流を期待した。

 

 ホストタウンには6月28日現在、全国323自治体が登録。奄美群島では徳之島、伊仙、和泊、知名、与論を含め計6町が各国のホストに登録されている。