1年の学び、成果発表 龍郷町 子ども博物学士講座閉校式

1年間の学びの成果を披露する受講生=13日、龍郷町

1年間の学びの成果を披露する受講生=13日、龍郷町

 龍郷町子ども博物学士講座(町教育委員会主催)の閉講式が13日、町りゅうがく館であった。最終講座は草木染めを体験したほか、6組7人の児童が歴史や文化、自然など1年間学んだ成果を掘り下げて研究発表を行った。

 

 講座では県立奄美少年自然の家の職員を講師に、ハンカチのフクギ染めに挑戦。黄色や茶色に染まったオリジナル模様の作品を作り上げた。

 

 続く研究発表では、代表児童が奄美・沖縄の自然、白糖工場、奄美の生き物、大島紬、西郷菊次郎をテーマにそれぞれ手描きイラストや写真、一人芝居など、工夫を凝らしたプレゼンテーションを展開した。

 

 大島紬について学ぶ講座をきっかけに機織りを体験したという内野歩さん(龍郷小4年)は、自身が1時間かけて制作した長さ約10㌢の大島紬を披露。動画で実際の織工職人の作業スピードも紹介すると、会場からは驚きの声が上がった。

 

 内野さんは「すべて手作業で作られているところが魅力だと思う。この奄美の素晴らしい織物をいつまでも残していきたい」と締めくくった。

 

 閉講式で碇山和宏教育長は「発表を見て奄美、龍郷は世界に誇れる島(シマ)だと再確認した。子どもたちには龍郷町に生まれたことを誇りに思って頑張ってもらいたい。来年度もぜひ、親子一緒になって参加していただければ」と呼び掛けた。

 

 今年度は全6講座に延べ492人(子ども312人、大人180人)が参加。13人に皆勤賞が贈られた。