1年3カ月ぶり運航再開=「フェリーかけろま」新船

第1便が着岸し、乗船、下船する利用客ら=6日午前7時半ごろ、瀬戸内町加計呂麻島瀬相港

第1便が着岸し、乗船、下船する利用客ら=6日午前7時半ごろ、瀬戸内町加計呂麻島瀬相港

 2016年12月に衝突事故を起こしたフェリーかけろまの新船が6日、古仁屋漁港―瀬相港間の第1便から約1年3カ月ぶりに運航を再開した。初日は第4便まで運航。海上悪天候のため午後からの第5~7便は欠航した。通勤、通学、通院など「生活の足」として利用する島民からは「今後は事故のないよう安全運航を」「できるだけ欠航がないようにしてほしい」などと安全、定期運航を願う声が聞かれた。

 

 新船は3代目のフェリーかけろまとして16年12月1日に就航したが、同月29日、古仁屋漁港への着岸時に岸壁に衝突し、船体の外板や可動橋を損傷した。可動橋の修理が長期化し、その間旧船や海上タクシーによる代船運航を続けていた。

 

 この日の第1便は、安全を重視して約5分遅れの運航となり、通勤、通学などで利用する乗客らが足早に乗船、下船する姿が見られた。

 

 通院で乗船していた高齢女性は「加計呂麻島には高齢者が多く、フェリーがなければ不便。今後はできるだけ欠航がないようにしてほしい」、通勤で利用している男性は「欠航が不安なので天候はいつもチェックしている。安全、定期運航を願う」と話した。

 

 フェリーかけろまの旧船は今後売却される予定。