110番の日 奄美各地で =瀬戸内署、楠田さんの歌で周知

歌声で110番の大切さを伝えた1日署長の楠田莉子さん=10日、瀬戸内町

歌声で110番の大切さを伝えた1日署長の楠田莉子さん=10日、瀬戸内町

 「110番の日」の10日、県内各署は啓発活動を展開した。奄美群島でも各地で街頭キャンペーンや一日警察署長委嘱式などがあり、住民らへ110番通報の適正な利用を呼び掛けた。

 瀬戸内署は一日警察署長に奄美市のシンガーソングライター・楠田莉子さん(19)を迎え、瀬戸内町古仁屋のせとうち海の駅で啓発イベント「110番の日in古仁屋」を開催。家族連れなど約100人が来場した。

 警察官の制服に身を包んだ楠田さんはオリジナル曲のアレンジ「平成ダイヤル~110番バージョン」など3曲を披露。歌を通して110番の仕組みや重要性を周知した。

 防犯・交通安全講話があったほか、指紋採取などの鑑識体験や白バイ乗車体験もあり、来場者は楽しみながら警察業務に理解を深めた。

 瀬戸内署によると、管内では毎年約200件の110番通報を受理。そのうち約1割がいたずら電話や緊急性のない問い合わせだという。同署は「不要不急な通報が増えると、本来必要な人への初動対応に影響する」として、適正利用を呼び掛けている。