18人の男児土俵入り 瀬戸内町

父親に抱かれて土俵入りする男児=21日、瀬戸内町

父親に抱かれて土俵入りする男児=21日、瀬戸内町

 2020年度瀬戸内町稚児土俵入り(町青年団連絡協議会主催)は21日、瀬戸内町古仁屋の大湊緑地公園であった。町内の男児18人が参加し、地元力士や父親の腕に抱かれて土俵入り。家族や親戚らが見守り、子の健やかな成長を願った。

 

 土俵入りは例年、10月に開催する十五夜祭・敬老会の中で行っているが、今年度は新型コロナウイルスの影響で中止に。「せめて土俵入りだけはさせてあげたい」(高塚隼人町青年団連絡協議会長)と、単独イベントとして初開催した。会場では古仁屋青年団主催の「いっさいがっ祭」も併せて開催された。

 

 土俵入りの対象は19年10月以降に生まれた男児。数人の力士が交替で男児を抱いて1組ずつ土俵に上がると、力強くしこを踏み、男児の足を土俵に3回つけた。初めての体験に驚き、泣き出してしまう子もいた。

 

 男児それぞれの土俵入りに合わせ、両親の名前や子の名前の由来、メッセージなどがマイクで読み上げられた。

 

 茂隆一郎さん(45)の次男・隆晴ちゃん(11カ月)は祖母・節子さん(76)手作りの化粧まわしを着けて土俵入り。隆一郎さんは「45年前に自分、次に長男が着けた化粧まわし。コロナ禍で土俵入りができるか不安だったが、実現できてよかった」と笑顔。昌谷将人さん(34)の長男・海臣ちゃん(7カ月)は父親に抱かれて土俵入り。将人さんは「いろいろな困難に負けないよう、強く育ってほしい」と込めた願いを語った。