2カ月半ぶり子ども食堂再開 徳之島町

約2カ月半ぶりに再開した「子ども食堂 まごの手」で食事を楽しむ親子(提供写真)

約2カ月半ぶりに再開した「子ども食堂 まごの手」で食事を楽しむ親子(提供写真)

 新型コロナウイルスの感染拡大で休止していた徳之島町亀津の「子ども食堂 まごの手」が23日、約2カ月半ぶりに再開した。同日は子どもに一番人気のカレーライスなどが提供され、親子連れを中心に約30人が笑顔で食事を楽しんだ。

 

 中学生まで無料で利用できる「まごの手」はNPO法人徳之島エンジェルキッズ(西野キミ子代表)が運営する。2017年10月にオープンし、毎月第2土曜の午後6~8時と第4土曜の正午~午後2時半に営業。地元食材を使った栄養バランスの良い7品前後の料理が並ぶ。

 

 新型コロナの感染防止のため3月から営業を自粛していたが、今月14日に鹿児島など39県の緊急事態宣言が解除されたのを機に再開を決断。安心して食事を楽しめるよう、会員制交流サイト(SNS)でマスク着用での来店を呼び掛け、店内でも手指消毒やテーブルの間隔を空けるなどの感染対策を講じた。

 

 再開を心待ちにしていた子どもたちは料理の盛り付けや配膳、後片付けなどの手伝いも率先。おかわりも多く、準備していた料理は完売する好評ぶりだった。

 

 子ども食堂の再開を悩んだという西野代表(81)は「いつも来てくれる人に久しぶりに会うことができてほっとした。おいしそうに食べる顔を見ていると、食堂の開店を楽しみにしていたと感じた」と安堵。今後は感染状況に変化がない限り、従来通りの営業をする考えを示した。